旅計画 – 晩夏から秋にかけて

花崗岩中のはしご状岩脈 山梨県塩山市裂石芦倉沢より
花崗岩中のはしご状岩脈 山梨県塩山市裂石芦倉沢より

時には日本の美しい自然から学ぶ旅をしてみたいものです。宝石・鉱物そして天文学好きなものにとって一度は訪れてみたい場所は、岩手です。鉱物・天文学少年だった宮沢賢治が愛し、そして物語にしたゆかりの土地をぐるっと回ってみたいです。

花巻市を流れる北上川の河原では、石の採集を楽しみたいと思います。北上山地(北上高地)と奥羽山脈に挟まれた低地を流れる北上川には、両者を起源とする岩石が運はれるため、石の種類は豊富。どんな石が採れるかワクワク、ドキドキ!

赤いジャスパー(鉄石英)や暗灰色の暗山岩は奥羽山脈から、ごま塩柄の花崗岩や暗緑色模様の蛇紋岩は北上山地からたどり着きます。石の種類が別なのは、造山活動の差にあるといいます。新しい時代にできた火山活動が活発な奥羽山脈にはジャスパーが、そして古い時代にできた北上山地からは、非火山性の岩石が流れてくるのです。

小岩井農場まきば園内の、 ”まきばの天文館” では、夜空の星の観察が楽しめます。館内の大型の屈折望遠鏡を覗いて、天文学者になった気分で銀河の世界を巡ってみたいものです。

石の採集を楽しみながら地質学を、広大な牧草地では天文学が体験できる旅、、、いいなぁ。